イマクリエとテレワーク
当社イマクリエは、テレワークでの就業率100%を実現しています。
イマクリエとテレワークの関係は古く、これは当社がコンタクトセンター等の事業を維持するため、BCP対策の一環としてテレワーカーの採用を進めてきたことが理由の一つです。
2011年 東日本大震災の直後にテレワークを部分的に導入。
2016年 熊本地震発生後に、全国にテレワークを拡大。
そして現在では、当社はほぼすべての社員がテレワークで就労をしています。
結果として思いもかけない嬉しい効果もありました。
- オフィスのコストを削減できたこと
- 世界各国・日本各地の優秀な人材を採用できるようになったこと
- 世界中の多言語が話せるメンバーを採用できるようになったこと
- 世界の時差を利用して、無理なく24時間シームレス対応のサービス提供が可能になったこと
などです。
テレワークと採用
前述した通り、100%テレワークで就労が可能、となると、育児・介護・海外在住などでオフィス等の事業場での出社が困難なため、仕事ができない優秀な人材を確保しやすくなります。
一方で、当社の場合、100%テレワーク可能、としているため、テレワークに向いている人材を採用しなくてはなりません。すなわちテレワーク向きの人材かどうかというのも重要な採用基準になります。
オフィス等の事業場での就労であれば、つきっきりでのフォローができますが、テレワークとなるとどうしても「自ら考え行動する力」が求められるためです。
テレワークという働き方は、今後は一般的になるとは思いますが、今はまだ新しい働き方です。特に100%テレワークを実施するとなると、通常の選考以上に「テレワークで成果を出す能力」を見極めなくてはなりません。
イマクリエでは具体的に以下の採用基準を設けています。
このノウハウを、他社にも活用してテレワークを推進していただけないか、という思いから、私たちは、5万人以上の採用面接・1万人以上のマネジメント実績をもとにテレワーク適応力診断というツールを作りました。
前述したテレワークに向いている「人」だけではなく、テレワークに向いている「組織」であるか、というのもこの適応力診断で導き出すことができます。
イマクリエのお客様の中にはこの適応力診断をテレワーク導入時、または課題が見つかった際に活用していただくケースもあります。
採用した人材をテレワークで育成するとは?
採用時に「自ら考え行動する力がある」とはいっても、ほぼ全員がテレワークで実務をするのは初めてです。最初から、良いパフォーマンスが出せるわけではありません。
さらに、採用した人材が、テレワークで働ける、だけではなく今までの経験も生かしながら新たにイマクリエでやったことのない仕事にチャレンジし、活躍できるということもイマクリエでは大切に考えています。
大切に考えているからこそ、イマクリエの行動指針は「チーム・シェア・チャレンジ」とし、新しい仕事にも積極的にチャレンジしてほしいということを社内のメンバーにも伝えています。
ではどのようにしてテレワークで人材を育成しているのでしょうか?
次回、「テレワーク×人事」をテーマに、イマクリエの人材育成について、ご紹介させていただきます。