PRESS RELEASE

報道関係各位


2023年2月14日
株式会社イマクリエ

〜山口県宇部市発 自然教育メタバースプラットフォーム実証実験
【世界を旅する植物館】〜
高齢者サービス施設で『出張メタバース体験会』を開催

なかなか外出が難しい高齢者層を対象に、メタバース植物館への来訪体験を提供!

株式会社イマクリエ(本社:東京都港区、代表取締役:鈴木信吾、以下イマクリエ)は2023年2月9日、山口県宇部市内の高齢者福祉施設「サービス付き⾼齢者向け住宅むべの⾥東本町(社会福祉法人 むべの里光栄)」の74歳から97歳の施設利用者およそ40人を対象に、『出張メタバース体験会』を開催。
普段なかなか外出が難しい高齢者層に対し、自宅(施設)に居ながらメタバース植物館への来訪を体験していただきました。本体験会は、宇部市の自然資源であるサボテンや宇部サボテンセンターの歴史について改めて学ぶ機会の提供を目的にしており、メタバース空間内でのアバター散策や動画視聴。クイズ形式での説明などを通じ、楽しみながら最新のデジタル技術を体感していただきました。

※イマクリエは、令和4年度「山口県宇部市のときわ公園実証フィールド活用プロジェクト(ときわ公園チャレンジ 愛称:ときチャレ)」*の実証事業者に選定されております。メタバース植物館は、2022年8月から2023年3月31日まで下記より無料でご体験いただけます。
【メタバース植物館URL】https://www.imacrea.co.jp/corporate/tokiwa_challenge/ 

地域の皆さまにご協力いただきながら開催

当日の開催にあたっては、宇部市老人福祉施設協議会様や宇部市職員様、地域活動に興味があり当プロジェクトメンバーとして活動している山口大学の学生にもご協力いただき、本実証事業の目的の一つである「地域住民一体となったプロジェクト運営」の代表的な取り組みとなりました。
運営を手伝ってくださった山口大学の中村勇太さんは、大学での講演で今回の実証実験の話を聞き、メタバース空間を使用したイベントに興味が湧いたそう。さらに、自身が所属するサークル活動ではイベント企画運営をした経験もあったため、これから社会に出ていく際にも役立つはず、と参加を決意。
体験会終了後には以下の感想をいただきました。

山口大学工学部 応用化学科 中村 勇太さん
メタバース空間で植物館のサボテンたちを紹介するにあたって、PCやスマホをほとんど使ったことのないお年寄りの方にはハードルが高いかなと思っていました。しかし、操作の説明をして実際にメタバース空間を体験してもらったら、自分の予想以上に楽しんでもらえてうれしかったです。
個人でメタバース植物館に行くことは初めての体験なので少しハードルが高いと思いますが、今回のような体験型イベントで入り口を設けてあげることでハードルを下げることができると思いました。 最後に、メタバース空間で写真や動画などを見ることによって、実際に植物館に行ってみたいと思う人が増えてくれたらリアルとデジタルの融合が実現すると思います。

当日の進行内容と開催の様子

当日は、主催者(弊社)と宇部市役所によるオリエンテーションから開始。本事業の開催趣旨やメタバース植物園の概要を説明した後、前方に設置されたスクリーンを参加者全員で見ながら、メタバース空間内にある映像や画像などの各種コンテンツを学生スタッフによるPC操作にてご案内しました。
体験会終盤には、小学生の自然教育をメインテーマに展開しているサボテンブースでのクイズにも挑戦。さらに、参加者自らPCを操作し、自身のアバターを動かしてメタバース空間内を散策していただきました。
参加された女性は、「まるで本当に植物館に行った気分になった。昔行っていたのを思い出してまた自分の足で行きたくなった」とコメント。そのほかにも、現在の植物館の前身である宇部常盤サボテンセンターを思い出し、「センターにいくと見たこともない形や匂いの植物があって楽しかった。また行きたい。」「以前ときわ公園の裏に住んでいて色々なサボテンを飼育したことがある」など当時を懐かしむ声も多数寄せられました。

<当日の様子>


宇部市役所職員様より冒頭のご挨拶


スタッフに教えてもらいながら自身でPCを操作


全員で投影された画面をみながらサボテンクイズにも挑戦!


操作に慣れてくるとサクサクと自身のアバターを動かしていました

「ときわミュージアム」人気オリジナルキャラクターの第二弾LINEスタンプも近日配信予定(有料)

宇部市緑と花と彫刻の博物館「ときわミュージアム」の人気オリジナルキャラクター48体の内、特に人気の高いキャラクターを選抜したオリジナルLINEスタンプが近日配信されます。このキャラクター達は、現役の女子大生(立命館大学三回生、プロイラストレーターとしても活躍中)の書いた4体のサボテンキャラクターのイメージやタッチをベースに、職員・臨時職員・高校教員(美術)・ちょこっと温室探検常連のちびっ子が書いたものです。
2022年12月にリリースしたサボテン(カクタス)をイメージした『カクタン』のLINEスタンプに続いて第二弾のリリースとなります。全部で16種類。LINEポイントで購入することが可能です。

※配信開始後は、第一弾、第二弾スタンプともに、下記のメタバース植物館TOPページ内の該当リンクよりダウンロードすることが可能です。
【メタバース植物館URL】https://www.imacrea.co.jp/corporate/tokiwa_challenge/

*「山口県宇部市のときわ公園実証フィールド活用プロジェクト(ときわ公園チャレンジ 愛称:ときチャレ)」について

宇部市では、市民共有の財産である“ときわ公園”において、多くの人々の技術や叡智を結集して、次世代を担う若者たちがより一層楽しみ、そして魅力的で発信力のある公園となるよう、ビジネス創出等の新しい革新的な取組にチャレンジしています。このチャレンジに向け、市内外の事業者等が、ときわ公園をフィールドとして、イノベーションや新たなビジネス創出に向けた実証提案や実証事業等を行う『ときわ公園チャレンジ(ときチャレ)』を募集。そして、採択された事業について、市が実証フィールドの提供等、伴走型で支援することで、次代を担う新たな産業の創出を促進しています。

令和4年度の実証事業者として選定されたイマクリエでは、『ときわミュージアム 世界を旅する植物館』を題材に、利用者がアバターとして自由に散策できるメタバース空間を構築。「宇部市の観光地としての魅力を力強く発信することができるグローバル人材<宇部おもてなしICT人材>の輩出と育成」、「新しい教育的要素のツーリズムを通して、宇部市全体への来訪者数の増加と情報発信できる「Edu-Eco Tourismのまち UBE」体制の構築」など、仮想空間と現実空間を高度に融合させたシステム構築をすることにより、経済発展と社会的課題の解決を目指します。
また、植物館では様々なサボテンの紹介に加え、かつての宇部常盤サボテンセンターの開館当時(1960年)の様子や宇部市出身のサボテン博士こと伊藤芳夫氏の紹介をしています。ブラウザーから操作可能で、世界中どこからでもいつでも来館可能な3D空間の中を歩くことによる臨場感やワクワク感を楽しみつつ、ご鑑賞ください。

【メタバース植物館URL】https://www.imacrea.co.jp/corporate/tokiwa_challenge/ 
【ときわ公園実証フィールド活用プロジェクト(ときわ公園チャレンジ 愛称:ときチャレ)とは(宇部市公式HP)】
https://www.city.ube.yamaguchi.jp/machizukuri/sangyou/1012402/1013497/index.html

イマクリエについて

株式会社イマクリエは、住む場所やライフステージなどに縛られることなく、一人ひとりがいきいきと働ける社会を目指して、国内外50,000名以上の登録者と共にテレワークを活用したアウトソーシングならびにコンサルティング事業を展開しています。
内閣府から「地方創生テレワークアワード 地方創生担当大臣賞」を受賞した自社のノウハウを元に、地方自治体や海外の企業・大学と連携し、子育て、介護、副業など社会課題に対してテレワークを活用してイノベーションを起こしています。

<会社情報>
代表者名 : 代表取締役 鈴木信吾
設立 : 2007年7月31日
本社 : 東京都港区東麻布2-3-5 第一ビル 2F
https://www.imacrea.co.jp/company/index.html

<本件に関する報道関係者様からのお問い合わせ先>
株式会社イマクリエ 広報担当 小林